航空貨物運送協会（JAFA）の統計による2025年6月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで前年同月比0.1%減の6万8502トンとなり、ほぼ横ばいながらも15ヵ月ぶりのマイナスとなった。

　地域別では、TC-1（米州）向けが前年同月比9%増の1万3389トンで、なかでも米国向け（同10％増）、カナダ向け（同15％増）で、それぞれ3ヵ月連続プラスとなった。

　また、TC-2（欧州・中東・アフリカ）は同25%減の1万293トン、TC-3（アジア・太平洋）が同5%増の4万4820トンとなっている。TC-3については、ベトナム向け（同13％増）が5ヵ月連続でプラスとなっているほか、中国向け（同5％増）が4ヵ月ぶりにプラスに転じた。

　一方、6月の日本への輸入通関件数は前年同月比7%増の14万6419件で2ヵ月連続のプラスであった。