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郵船ロジ:国内航空輸送サービスを拡充
郵船ロジスティクス(YLK)は、国内航空輸送サービスを拡充し、日本各地の主要空港を活用した「Easy Connect」、「Flexible Connect」、「Dome Fly」の3サービスを開始した。
Easy Connectは、国内線と国際線の区間を同一の航空会社のサービスを利用して輸送するもの。これにより、国際線への接続がワンストップとなるため、輸送コスト効率の向上やリードタイムの短縮などのメリットが期待できるとしている。
また、Flexible Connectは、国内線と国際線の区間を異なる航空会社のサービスを利用して輸送するもの。日系航空会社に限らず、様々な航空会社の国際線を利用できるため、選択肢の幅が広がるとしている。
Dome Flyは、国内線区間のみを輸送するもので、通関や爆発物検査のためにハブ空港まで輸送する貨物や、医薬品など高い輸送品質と短時間での輸送が求められる貨物に最適としている。危険物の輸送も可能で、チャータートラックでは割高になる少量貨物には、コストメリットが期待できる。
YLKは、成田/羽田などの主要国際空港をハブとした地方空港と国内航空ネットワークを拡充することで、2024年問題をはじめとするトラックドライバー不足への対応、災害時のBCP(事業継続計画)対策、モーダルシフト推進などの社会課題の解決と国際貨物のスムーズな接続による利便性向上を両立させるとしている。
Last Updated : 2025/10/03
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