航空貨物運送協会（JAFA）の統計による2025年9月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで前年同期比2%増の7万1433トンと2ヵ月ぶりのプラスとなった。

　地域別では、TC-1（米州）向けが前年同月比9%減の1万3320トンで、このうち米国向け（同8％減）が2ヵ月連続のマイナスであった。

　また、TC-2（欧州・中東・アフリカ）は同1%増の1万1306トンで、6ヵ月ぶりにプラスに転じた。TC-3（アジア・太平洋）については、同5%増の4万6807トンとなっている。TC-3の中国向け（同5％増）は、2ヵ月ぶりのプラスとなった。

　一方、9月の日本への輸入通関件数は、前年同月比1%増の14万8684件となり、3ヵ月ぶりのプラスとなった。地域別の輸入通関件数では、成田が9万6601件、関空が2万6716件、中部が1万4153件、福岡が4903件となっている。