ANA:3Qは売上高1兆8773億円で増収増益
ANAホールディングスはこのほど、2026年3月期の第3四半期決算(25年4月1日〜12月31日)を発表した。
売上高が、前年同期比10.3%増の1兆8773億円となり過去最高を更新した。また、営業利益は5.6%増の1807億円となり、経常利益は、0.6%増の1826億円で、親会社株主に帰属する四半期純利益は3.9%増の1392億円となった。
国際線旅客は、旅客収入が前年同期比6.3%増の6390億円となった。訪日需要と日本発のレジャー需要を積極的に取り込んだほか、2024年下期から就航した欧州3路線により、欧州路線が好調に推移し、旅客数・収入ともに前年同期を上回った。
国際線貨物については、輸送重量が55万1000トン(前年同期比3.5%増)、有償貨物トンキロは28億3000万トンキロ(4.2%増)、貨物収入は1384億円(3.4%減)であった。輸送重量は前年同期を上回ったものの、自動車関連/eコマース需要が減退したことなどにより、収入は前年同期を下回った。なお、米国の関税政策により中国発北米向けのトランジット貨物需要は一時落ち込んだが、回復基調にあるとしている。
また、グループの日本貨物航空(NCA)の貨物収入は753億円、輸送重量21万7000トン、貨物トンキロ13億3800万トンキロとなった(7月1日以降実績)。路線ネットワークでは、昨25年9月から成田〜Frankfurt線を開設したほか、成田〜香港線および成田〜Los Angeles線などにおいて、機動的に臨時便を設定し、収益の最大化を図ったとしている。
なお、2026年3月期の通期予想については、前回発表(昨25年10月30日)から修正は行わず、売上高2兆4800億円、営業利益2000億円、経常利益1940億円、当期純利益1450億円を見込む。